Kのhimaブログ

暇人が気まぐれに語ります。

ワクチンDNA汚染を解り易く

分子生物学・免疫学の荒川央(あらかわ ひろし)博士が解説。



今回おすすめする記事は


https://note.com/hiroshi_arakawa/n/ndb18bda3fe5d
『コロナワクチンのDNA汚染が危険な理由: 子ども達や親御さん、及びこの問題に詳しくない方へ向けて


荒川央 (あらかわ ひろし)
2023年11月17日 02:44』


です。



記事をお書きになった荒川央博士は、こういう方です。

荒川央 (あらかわ ひろし)


1991年 京都大学理学部卒業 1996年 京都大学理学博士 (分子生物学、免疫学) バーゼル免疫学研究所 (バーゼル)、ハインリッヒ・ペッテ研究所 (ハンブルク)、ヘルムホルツ研究所 (ミュンヘン)、マックスプランク研究所 (ミュンヘン) を経て分子腫瘍学研究所 (ミラノ)所属



記事は、このような目次つきです。

目次


超過死亡の激増

コロナワクチンが危険な理由

自分の目で見て、自分の心で感じる人は、とても少ない

コロナワクチンのDNA汚染

DNAは食べ物や他のワクチンにも入っているのでは?

相次ぐコロナワクチンへのDNA汚染の追試実験

ファクトチェックは正しいか?

がんは遺伝子の病気

LNP/mRNAでがんは治せない

レプリコンワクチン

縄文人と弥生人

疑い、調べ、考える事



以下に、内容を一部紹介します。

コロナワクチンが危険な理由


……


「抗体」は生体防御物質であり、それぞれの人が百万種類以上の抗体を持っています。抗体は免疫の防御システムのかなめの一つであり、多様な抗体がウイルスや細菌などの感染から体を守っています。そして、抗体が認識する物質が「抗原」です。


コロナワクチンが危険な理由はたくさんありますが、1つは血管毒性の高いスパイクタンパクを抗原として用いている事です。そして、もう1つの大きな理由は「遺伝子ワクチン」である事です。本来これは遺伝子治療のための技術であり、健康な人を対象に気楽に使うようなものではありません。遺伝子治療はもともと深刻な病気で命の危険があったり、そのために大きな不自由があったりする方がリスクを覚悟で遺伝子の導入を受け入れるような医療行為です。けれどもワクチンは違います。基本的に健康な人間を対象とするもので、今回のコロナワクチンのように数十億人もの人間に適用される場合もあります。


当時懸念されていたリスクの多くが現実のものとなっています。ゲノムとは生物の遺伝情報の総体ですが、遺伝子ワクチンの持つ本質的な危険性は同様の物質であるゲノムに影響する事です。ゲノムを構成する物質はDNAであるため、汚染DNAがゲノムに干渉すると遺伝子を変異させる事があります。そうした変異ががんの原因となったり、子孫へと遺伝する可能性があります。

コロナワクチンのDNA汚染


アメリカのゲノム解析研究者であるケビン・マッカーナン先生がコロナワクチンのメッセンジャーRNAの品質チェックをしていた際、思いがけずコロナワクチンの中にDNAが混入している事を発見しました。これは人々が「RNAワクチンであるコロナワクチンを接種しているつもりが、知らずにDNAも接種してしまっていた」という事を意味します。しかもワクチン汚染DNAの中にはがんウイルスの遺伝子配列であるSV40エンハンサーも含まれていました。これはゲノムに取り込まれると細胞のがん化の原因にもなる危険な配列で、そもそも必要の無い配列です。では、なぜこのような不要で危険な遺伝子配列がワクチンに使われたのでしょうか?


マッカーナン先生はディープシークエンサー (次世代シークエンサー) の技術を使って、コロナワクチン汚染DNAがどのような配列かを見つけました。この技術を使うと、高速で大量に塩基配列を解読する事ができます。マッカーナン先生の専門はゲノム解析であり、マッカーナン先生は自分の研究や発明を通してメディシナル・ゲノミクス社という会社を起こしました。

DNAは食べ物や他のワクチンにも入っているのでは?


「DNAは食べ物や他のワクチンにも入っているので、心配する事は無い。」という意見を述べる人がいます。たしかに食べ物や他のワクチンにもDNAは入っています。しかしながら、コロナワクチンの汚染DNAは全く別の働きをするのです。


食べ物に含まれるDNAは胃や腸といった消化管で分解されバラバラになってから体に吸収されます。また、昔からある不活化ワクチンに含まれるDNAはまず免疫系の細胞に取り込まれます。こういった細胞は細胞内の分解活性が高く、取り込まれたDNAは細胞内でバラバラにされます。


一方、コロナワクチン中の汚染DNAはどうでしょうか?コロナワクチンは細胞に融合しやすい特別な物質のLNP (Lipid NanoParticle = 脂質ナノ粒子) に包まれているため、汚染DNAは様々な細胞に取り込まれます。また、汚染DNAはシュードウリジン化したRNAと強く結合しているので、細胞内でも簡単には壊れないでしょう。さらにファイザーワクチンには何故か本来必要ないがんウイルス由来の配列であるSV40エンハンサーが入っていました。このSV40エンハンサーはワクチンの内容物として申請されていたものには含まれておらず、つまり本来あってはならない物なのです。そしてこのSV40エンハンサーがDNAを細胞の核へ移動させ、ゲノムへの取り込みを促進するおそれがあるのです。


また一般論として、たとえ口から食べて良いものであったとしてもそれを血管に直接注射して安全なわけではありません。ましてや、どのような細胞にでも取り込まれ得る遺伝子導入のような方法を他の方法と簡単に比べてはいけないのです。

ファクトチェックは正しいか?


当初、コロナワクチンのmRNAは「接種後短時間で消えて無くなる」という売り文句でした。では実際はどうだったでしょうか?その後の研究で、mRNAから作られるスパイクタンパクが何ヶ月も血中をめぐっている事が分かってきたのです。研究では接種者の半数で接種後2〜6ヶ月たっても血中からスパイクタンパクが検出されました。では、何故これほど長く体内でスパイクタンパクが作られているのでしょうか?その接種者の中には汚染DNAがゲノムに組み込まれた人がすでに存在している可能性を考えるべきでしょう。


コロナ騒動の様々な局面で「ファクトチェッカー」が介入してきましたが、それは今回のDNA汚染でも同じです。


「mRNAワクチンは腕に留まる」「DNAは無い」「DNAは細胞内に入らない」「DNAは核には到達していない」「DNAが核に移行しても問題はない」


ファクトチェッカーの言っている事は結局どれも正しくありません。ファクトチェッカーの言葉をうのみにせずに、何が真実かを自分自身で考え続ける事が大切なのです。

LNP/mRNAでがんは治せない


LNP/mRNA製剤の技術はある意味、未完成品を人体に投入する仕組みを使っています。mRNA製剤は設計図であり、完成品であるタンパクを製造する薬品工場は人体の細胞です。LNP/mRNA製剤の仕組みとして、製薬工場である細胞は免疫系の爆撃 (抗体依存性自己攻撃、T細胞依存性自己攻撃) を受けて破壊されます。そして、免疫系を酷使する結果、免疫の仕組みが破綻し、免疫抑制が誘導されます。


がんの予防や治療にはワクチンという手段は向いていません。正常細胞には存在せず、がん細胞だけに共通して存在するようなマーカー (目印) となるタンパクがないからです。また、mRNAをがん細胞などの特定の細胞だけに届ける技術も現時点では存在しません。つまり、LNP/mRNA製剤でのがんの予防や根治は不可能だという事です。