イベルメクチン服用は、ほどほどに
イベルメクチンについては、おれも以前、新型コロナ対策として紹介したことがあります。
治療ばかりでなく、予防にも効果があるらしいというので、予防のために飲み続けている方もいるようですが……。
そんな方に知って欲しい情報を紹介します。
▼ https://ameblo.jp/nomadodiet/entry-12684624813.html
『イベルメクチンは新型コロナ予防の救世主か??』
より
このイベルメクチンの作用は、寄生虫感染(ワンちゃんの抗フィラリア剤として使用)には有効かもしれませんが、ウイルスに対してはさらに別の重要な作用があることが報告されています。
その作用とは、私たちの細胞の遺伝子が格納されている核内にタンパク質を運ぶ機能をストップさせることです。
……
さて、イベルメクチンのように、核内にタンパク質を輸送するシステムをブロックしてしまうと、どうなるでしょうか?
遺伝子操作してこの輸送システムをなくしたマウスでは、メスでは卵巣や子宮が発達せず、プロゲステロン産生量が著明に低下しました。その結果、不妊および受精したとしても死産します。
卵子だけでなく、精子へも悪影響を与えます。
さらに筋肉などの組織も萎縮したようです。
……
これは当然の結果です。
環境の変化に応じて、核内にタンパク質を輸送することで細胞の分化、分裂などの司令を出すのですから、それをブロックされると生命の危機に陥ります。
……
イベルメクチンは予防投与という形で慢性摂取すれば、短期間では明らかにならない様々な問題も必ず中長期ではあらゆる慢性病となって表出してきます。
というわけで、新型コロナの予防のためにイベルメクチンを長く飲み続けるのは、やめた方がよいかもしれません。
症状が出た場合の治療のためにだけ、服用することにしてはいかがでしょうか。
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