Kのhimaブログ

暇人が気まぐれに語ります。

なぜ?小児への接種、努力義務なし

厚生労働省は何と言っているか。
厚労省のサイトの記事を読んで、
新型コロナワクチンの小児への接種について考えてみます。


まずは、その厚労省の記事を。
読むのが面倒な人は、無理して読まなくてもいいです。


https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0126.html

Q なぜ小児(5~11歳)の接種は「努力義務」が適用されていないのですか。


A 小児用のワクチンは、臨床試験等から有効性や安全性が確認されていること、海外でも広く接種が進められていること等を踏まえ、日本でも接種が進められることになっています。しかし、小児については、現時点において、オミクロン株に対するエビデンスが確定的でないことも踏まえ、小児について努力義務の規定は適用せず、今後の最新の科学的知見を踏まえ、改めて議論することが適当であるとされました。


令和4年2月現在、国内における小児(5~11歳)の新型コロナウイルス感染症については、中等症や重症例の割合は少ないものの、新規感染者が増加しているため、中等症や重症の症例数が増加傾向にあること、感染者全体に占める小児の割合が増えていることが報告されています。


このような中、オミクロン株が流行する前のデータではありますが、小児へのワクチン接種により新型コロナウイルスに対する中和抗体価の上昇や90.7%の発症予防効果が確認されていること、現時点で安全性に重大な懸念は認められていないことが報告されています。新型コロナワクチン接種が新型コロナウイルス感染症に関する緊急のまん延予防のために実施されている趣旨や、海外でも広く接種が進められていることも踏まえ、厚生労働省の審議会において議論された結果、小児について、日本でも接種を進めていくこととなりました。


新型コロナワクチンの接種については、新型コロナウイルス感染症の緊急のまん延予防のために実施する趣旨に鑑み、予防接種法上の「接種勧奨」及び「努力義務」の規定は原則として適用されることとなっていますが、現時点では、


小児におけるオミクロン株の感染状況(感染者、重症化の動向)が未だ確定的でないこと(増加傾向の途上にあること)

オミクロン株については小児における発症予防効果・重症化予防効果に関するエビデンスが必ずしも十分ではないこと(オミクロン株の出現以前の知見であること)

も踏まえ、現時点では、小児について努力義務の規定は適用せず、今後の最新の科学的知見を踏まえ、引き続き議論することが適当であるとされました。

これで、厚労省による記事の、ほぼ全文です。
読んだ方には、厚労省のこの文章はどのように感じられたでしょうか?
分かりにくい文章だなと感じられたのではないでしょうか?


例えば、

オミクロン株が流行する前のデータではありますが、小児へのワクチン接種により新型コロナウイルスに対する中和抗体価の上昇や90.7%の発症予防効果が確認されていること、現時点で安全性に重大な懸念は認められていないことが報告されています。

という部分がありますね。これはどういう意味なのか?
一部を省略して順序を入れ替えれば、


「小児へのワクチン接種により新型コロナウイルスに対する中和抗体価の上昇や90.7%の発症予防効果が報告されてはいますが、オミクロン株が流行する前のデータです。」


となります。また別の部分には、

オミクロン株については小児における発症予防効果・重症化予防効果に関するエビデンスが必ずしも十分ではないこと(オミクロン株の出現以前の知見であること)

も踏まえ、……

とあります。
「効果に関するエビデンスが必ずしも十分ではない」というのは、
なんだかオミクロン株にも多少はワクチンの効果があるような言い方ですね。
しかし効果があるというのは「オミクロン株の出現以前の知見である」
と言うのですから、オミクロン株については
効果に関するエビデンスが「必ずしも十分ではない」ではなく
単に「ない」というべきですね。


つまりは、
ワクチンがオミクロン株に効くというデータはありません。
と言っているのです。
たぶんオミクロン株には効かないのでしょう。



結局、この厚労省の文章全体が新型コロナについて言っていることを簡単に言うと、


小児の中等症や重症例の割合は少ないし、
ワクチンはオミクロン株には効かない。
なので、小児のワクチン接種の努力義務は「なし」とする。


となります。当然でしょう。
接種しても無意味ですから。


このように、接種させたがっているらしい厚労省による記事からさえ、
小児への接種は必要ないらしいことが分かるのです。
みなさんにも分かっていただけたでしょうか?



でも、ここまで理解しているのに、
「それでも勧められているんだから、子供に接種させよう」
なんて思う人もいそうですね。


接種させるように政府やメディアから勧められているのに
接種させなかったら、人から何か言われそうだ
とでも心配するのでしょうか。


しかし小児への接種は必要ないだけでなく、
しない方がよい、とオレは思います。
なぜなら、危険かもしれないからです。


さっきも見た部分に、

現時点で安全性に重大な懸念は認められていないことが報告されています。

とありましたが、具体的にはどの程度安全だというのでしょうか?
製薬会社からそのように「報告されて」いるだけで、実はその報告の内容はウソかもしれない。
本当だとしても、
「現時点で」は懸念は認められていないが、これから認められるでしょう、という意味なのかもしれない。
あるいは「重大な」懸念は認められていないが、重大ではない懸念はあるのかもしれない。
そして「重大な」というのは即死亡するような場合のことであり、それ以外は重大とは見なしていないのかもしれない。


いくらでも疑えますね。
ない効果をあると思わせようとするような人たちですから、
そのくらい疑ってもいいでしょう。


人から何か言われるのを心配するなら、
子供に接種を受けさせない場合よりも、
受けさせた場合のことじゃないかと思います。


必要も効果もないものを、義務でもないのに
わざわざ子供に接種させるのですから。
それで子供がひどい目に会ったら、
「何で接種させようと思ったんだ?」
と言われるかもしれません。



おれの結論は、
新型コロナワクチンの小児への接種は、
必要なし、効果なし、(だから努力義務すらない、)
しかし、危険はあるかも
です。
だから小児には接種してほしくないです。


でも、結局どうするか決めるのは、
子供たち本人とその親御さんたちですね。


みなさんがよい選択ができるといいなと思います。