Kのhimaブログ

暇人が気まぐれに語ります。

大量虐殺を意図するイスラエル

『イスラエルはパレスチナ人が避難するための安全地帯を指定し、そこを空爆している。』



「あかいひぐま」さんのこの記事


https://note.com/akaihiguma/n/nbf328f804cd6
『国際司法裁判所がハーグに設置され、イスラエルがジェノサイドの訴追を受ける
あかいひぐま
2024年1月12日 12:43』


で紹介されている動画を見た。


英語の字幕付き。



ネット上には、同じ内容のpdfファイル


https://www.justice.gov.za/m_speeches/2024/20240111-03-Hassim-Statement-Genocidal-Acts-Hague.pdf
『STATEMENT
By Dr Adila Hassim SC, Counsel and Advocate
for the Republic of South Africa』


もある。
このファイルに、まとめっぽい部分があったので紹介します。

Pattern of conduct indicates intent


36 In sum, all of these acts, individually and collectively, form a calculated pattern of conduct by Israel, indicating genocidal intent. This intent is evident from Israel’s conduct in:


36.1 specially targeting Palestinians living in Gaza.


36.2 using weaponry that causes large-scale homicidal destruction, as well as targeted sniping of civilians;


36.3 Israel designating safe zones for Palestinians to seek refuge and then bombing these;


36.4 depriving Palestinians in Gaza of basic needs – food, water, healthcare, fuel, sanitation and communications;


36.5 destroying social infrastructure: homes, schools, mosques, churches, hospitals, and


36.6 killing, seriously injuring, and leaving large numbers of children orphaned.



意図を示す行動パターン


36 まとめると、これらの行為はすべて、個々に、また集合的に、イスラエルによる計算された行動パターンを形成しており、大量殺戮の意図を示している。この意図は、以下のイスラエルの行動から明らかである:


36.1 ガザに住むパレスチナ人を特別に標的とすること。


36.2 大規模な殺人的破壊を引き起こす兵器の使用、および民間人を標的とした狙撃;


36.3 イスラエルは、パレスチナ人が避難するための安全地帯を指定し、そこを爆撃する;


36.4 ガザのパレスチナ人から基本的なニーズ(食料、水、医療、燃料、衛生、通信)を奪うこと;


36.5 住宅、学校、モスク、教会、病院などの社会インフラを破壊すること。


36.6 多数の子どもたちを殺害し、重傷を負わせ、孤児にした。


ついでに、前の部分からも少しだけ。

大量虐殺行為


……


11 5週間前に国連事務総長が説明したように、イスラエルによる殺戮のレベルは、「ガザで安全な場所はどこにもない」ほど広範囲に及んでいる。私が今日、皆さんの前に立っている時点で、過去3カ月間にわたる持続的な攻撃により、イスラエル軍によって23,210人のパレスチナ人が殺害された。

約7,000人のパレスチナ人が瓦礫の下で死亡したと推定され、いまだに行方不明となっている。


12 ガザのパレスチナ人は、どこに行っても容赦ない爆撃にさらされている。家でも、避難場所でも、病院でも、学校でも、モスクでも、教会でも、家族のために食料や水を見つけようとするときに殺される。避難に失敗した場合、避難先で、さらにはイスラエルが宣言した「安全なルート」に沿って逃げようとしたときでさえも殺されている。


……


14 10月7日以降の最初の3週間だけで、イスラエルは週に6000発の爆弾を投下した。少なくとも200回は、「安全」と指定されたパレスチナの南部地域に2000ポンドの爆弾を投下した。これらの爆弾は難民キャンプを含む北部も壊滅させた。千ポンド爆弾は、利用可能な爆弾の中で最も大きく、最も破壊的な爆弾である。この爆弾は、世界で最も兵力のある軍隊のひとつであるイスラエルが、地上の標的を攻撃するために使用する戦闘機によって投下される。


15 イスラエルは、各爆弾がどれだけの民間人の命を奪うかを十分に理解した上で、「他に例を見ない、前例のない」数の民間人を殺害してきた。


……


17 この殺害は、パレスチナ人の生活の破壊にほかならない。意図的に行われている。生まれたばかりの赤ん坊でさえも、誰一人として免れることはない。ガザでのパレスチナ人による子どもの殺害の規模は、国連総長が「子どもの墓場」と表現するほどである。この荒廃は、人道的な正当性はおろか、法的にも、いかなる許容範囲も超えて、ガザを荒廃させることを意図しており、またそうしてきた。


たぶん、この通りなのでしょう。


イスラエルが言う「ハマスとの戦い」は口実で、


本当は、はじめから一般のパレスチナ人を標的に
殺したり、その場所では暮らせなくして追い出すために
攻撃しているのですね。


どうしたら、こんなことを支持できるというのでしょうか?


なんとかまともな判決を出してほしいものです。