Kのhimaブログ

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コロナワクチンは遺伝子製剤

荒川央(ひろし)博士 (分子生物学、免疫学) のnote記事
『人類への大規模遺伝子導入実験としてのコロナワクチンとLNP/mRNA製剤』
https://note.com/hiroshi_arakawa/n/n4262516b8b32
より。

人類への大規模遺伝子導入実験としてのコロナワクチンとLNP/mRNA製剤


荒川央 (あらかわ ひろし)

2023年9月11日 03:56


Kevin McKernan先生がコロナワクチンへのDNA混入を発表後、追試の報告が相次いでいます。サウスカロライナ大学のBuckhaults博士も追試の結果を出しましたが、彼はコロナワクチンに混入したDNAについて contamination (コンタミネーション) という表現を用いています。コンタミネーションとは科学実験の場における「汚染」を意味します。例えば微生物や放射性同位体を扱う実験など、周囲の環境と実験環境とを厳密に区分けする必要がある実験系で、一方の環境からもう一方への本来混入するべきでない物質の混入を指す用語です。研究の現場では「コンタミネーション」あるいは略して「コンタミ」と呼ばれます。今後はコロナワクチンに混入したDNAについて「DNA汚染」と呼ぶ事にします。


mRNAコロナワクチンは「遺伝子製剤」です。そのため、作用機序を理解するためには遺伝子とは何かを理解する必要があります。日本においては、現時点ではコロナワクチンのDNA汚染問題についてはコロナワクチンを接種する医療従事者のみならず、コロナワクチン反対運動に参加する医療従事者からも問題視する声はごくわずかですが、その理由の一つは遺伝子についての理解不足にあるのかもしれません。


遺伝子とはつまり「遺伝を司る因子」です。genome (ゲノム) はgene (遺伝子) と-ome (総体) を組み合わせて作られた単語で、1920年にドイツのハンブルク大学の植物学者ハンス・ヴィンクラーにより名付けられました。ゲノムを直訳すると「遺伝子の総体」です。古典遺伝学では、ゲノムは「ある生物をその生物たらしめるのに必須な遺伝情報」として定義されています。


一卵性双生児が瓜二つなのは、同じ遺伝情報を持っているからです。人間の性質は遺伝子だけではなく環境による学習にも影響されますが、遺伝上の個性はゲノムの遺伝的多様性によるものです。そして、ヒトの間だけではなく、生物種間の違いもゲノムの違いによるものです。例えば、ヒトとチンパンジーのゲノムの違いは僅か1.2%程ですが、ヒトを含む哺乳類、動物、植物から細菌に至るまで遺伝情報はDNA上の塩基配列として規定されます。塩基配列の違いが個体差から種の違いにまで関係し、そして、遺伝子は親から子へと受け継がれていきます。生物学において人が人たる所以はDNAの塩基配列にコードされる遺伝情報のプログラムによるものです。


LNP/mRNA製剤の技術はある意味、未完成品を人体に投入する仕組みを採用していると言えます。mRNA製剤は設計図であり、完成品であるタンパクを製造する薬品工場はつまり人体です。そして、工場の質は、個人の体質や免疫系の個性によっても、またmRNAを受け取ったそれぞれの組織や細胞種によっても異なります。しかもLNP/mRNA製剤の作用機序として、製薬工場である細胞は免疫系の爆撃 (抗体依存性自己攻撃、T細胞依存性自己攻撃) を受けて破壊されます。そして、免疫系を酷使する結果、免疫の仕組みが破綻し、免疫抑制を誘導します。免疫抑制は感染症の増大のみならず、癌の発症や悪性化の原因ともなります。


私は次世代LNP/mRNA製剤を癌の予防へ応用する事も理論的に危険と考えます。獲得免疫の特徴は自己・非自己の識別です。例えば、ウイルスなどの感染体を構成するタンパクは基本的に「非自己」であり、免疫系にとって外敵と認識する事は難しくありません。一方、癌細胞は自己細胞が変化したものですので、癌細胞を構成するタンパクは自己タンパクです。実際のところ、正常細胞には存在せず、癌細胞だけに共通して存在するマーカーなどないのです。腫瘍マーカーと呼ばれているものは、特定の癌細胞に多く発現するタンパクなどですが、正常細胞には存在しないというわけではありません。つまり、共通した単一のマーカーで癌を規定するのはそもそも不可能なのです。たとえ癌細胞だけが持つようなマーカーが存在するとしても、癌細胞の特徴であるゲノム不安定性によりマーカーを喪失した癌細胞が派生します。そのため、マーカーを標的にした毒素を癌細胞に対して用いても、結局マーカーを失った癌細胞が生存競争に勝ちます。また、mRNAを癌細胞などの特定の細胞だけに届ける技術は現時点ではありませんし、仮にそうした技術ができたとしてもmRNA製剤である必要もないのです。要するに、癌はmRNAワクチンで予防するものでも、できるものでもないという事です。


……

つまりは、
新型コロナワクチンだけでなく、
それと似た仕組みのワクチンもやめた方がよい
と言っているのだ。


初めの部分だけ載せています。
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